MacBook(Early 2016)のディスプレイ輝度と消費電力との関係を調べてみた
スマホやタブレット、ノートパソコンではディスプレイの輝度を下げることで消費電力を下げ、バッテリーの持ちを長くすることができます。
MacBookの初期設定でもバッテリー電源使用時はディスプレイが少し暗くなりますよね。
なんとなく長持ちしそうなことは分かってはいても、実際にどれほど効果があるのか気になりませんか?
ということでMacBook 2016のディスプレイ輝度と消費電力との関係を調べてみました。
測定に使用したモデルはCPU負荷を変えて電力測定したこの記事と同じくこちらになります。
・Apple MacBook 1100/12 MMGL2J/A
第6世代(Skylake) Intel Core m3 1.1GHz、8GBメモリ、256GBのSSDを搭載したモデルです。OSはmacOS Sierra 10.12.1です。
アイドル時にディスプレイ輝度を0〜16段階(0%〜100%)に変化させて消費電力を測定します。
電力測定にはこの機器を使用しました。
・ラトックシステム REX-BTWATTCH1
測定結果
結果はディスプレイ輝度最小で2.0W、最大で5.5Wでした。
結果をグラフにします。
まとめ
ディスプレイ輝度と消費電力の関係が分かりました。
輝度最小の時はディスプレイはオフっているのでMacBook本体は2.0Wで駆動していることになります。つまりディスプレイ単体の消費電力は0W〜3.5Wということです。MacBookの場合、本体の電力が少ないのでディスプレイ電力の占める割合が大きくなりますね。
いかがでしょうか?
バッテリー駆動時間を少しでも長くしたい場合は輝度を下げることは有効です。
ただしあまり暗くしすぎても目に悪いので適正輝度で使うことをオススメします。