MacBookはファンレス設計で省エネに優れた製品です。実際にどれくらいの電力を消費しているのか気になりませんか?
CPUの負荷をアイドル、Youtube再生、RAW現像、3Dベンチマークでどのくらいの消費電力になるかを実際に測定してみました。
今回測定に使用したモデルはこちらです。
・Apple MacBook 1100/12 MMGL2J/A(ローズゴールド)
第6世代(Skylake) Intel Core m3 1.1GHz、8GBメモリ、256GBのSSDを搭載したモデルです。
電力測定に使用した機器
・Bluetooth ワットチェッカー REX-BTWATTCH1
測定データはBluetooth接続でスマホやタブレットで表示、ログの保存ができます。
測定の前に
電力測定には付属のACアダプタを使用します。
またバッテリー充電に電力を使用しないようにバッテリーはフル充電済みの状態にしています。
あとはディスプレイの明るさと、キーボードのバックライトで消費電力が変化しますので、電力測定ではディスプレイ輝度を0-16段階中の10(62.5%)、キーボードは消灯(0%)での測定です。輝度の自動調整もオフにしています。
測定結果
アイドル時: 3.0W
起動後、電力が安定した状態で測定しました。
YouTube 1080p動画再生中: 5.8W (フルスクリーンで再生)
► Planet Earth: Amazing nature scenery (1080p HD) - YouTube
RAW現像中: 15.1W
現像ソフト:Adobe Photoshop Lightroom CC 2015、約10MのRAWファイル200枚
使用フィルタ:ホワイトバランスと階調を自動補正、レンズ補正の色収差を補正とレンズプロファイルを使用
GFXBench GL:18.0W (高精度テスト、マンハッタン、オフスクリーン)
3Dグラフィックのベンチマークソフトです。
結果をグラフにまとめました。
まとめ
アイドル時の3.0Wには驚きました。脅威の省エネ性能です。
Youtubeの再生でも5.8Wでした。41.1Whの内蔵バッテリーを搭載していますのでバッテリーだと7.1時間駆動できます。バッテリーでの普段使いしたときはだいたい7時間くらい持つかなといった感覚でしたので、これくらいの消費電力になっているということですね。
RAW現像や3Dベンチマークソフトでは15Wを超えてきました。さすがに高負荷をかけると消費電力も大きくなります。バッテリーの場合3時間持ちませんね。
さらに高負荷をかけ続けるとCPU温度が90℃近くになりクロックダウンし消費電力も下がります。高負荷をかけ続けるとどうなるかについては下記の記事で見ていこうと思います。
Bluetooth ワットチェッカー REX-BTWATTCH1【RCP】rpup3
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