MacBook(Early 2016)のディスプレイ輝度を実際に調べてみた
別の記事でディスプレイ輝度と消費電力について調べてみましたが、ディスプレイ輝度(cd/m2)が実際にどれくらいになっているのか気になりませんか?
今回はMacBook 2016のディスプレイ輝度設定を0〜16段階(0〜100%)に変化させて実際のディスプレイ輝度を調べてみました。
測定に使用したモデルはこちらになります。
・Apple MacBook 1100/12 MMGL2J/A
第6世代(Skylake) Intel Core m3 1.1GHz、8GBメモリ、256GBのSSDを搭載したモデルです。OSはmacOS Sierra 10.12.1です。
ディスプレイ輝度を0〜16段階(0%〜100%)に変化させて輝度を測定します。
輝度測定にはこの機器を使用しました。
・X-rite ColorMunki Photo
本来はカラーキャリブレーションツールです。今回は輝度の測定のために使用しました。
測定ソフトはNECディスプレイソリューションのSpectraView II Ver. 1.1.32です。
測定結果
最小輝度は0で最大は330cd/m2になりました。
結果をグラフにします。
まとめ
通常の室内でのディスプレイの適正輝度は100〜150cd/m2と言われています。 つまりMacBook 2016の場合10〜12段目(62.5〜75%)の範囲で使用するのが好ましいことになりますね。
この機会に輝度設定について見直してみてはいかがでしょうか。
ディスプレイ輝度と消費電力についての記事はこちらです。
MacBook(Early 2016)のディスプレイ輝度と消費電力との関係を調べてみた
スマホやタブレット、ノートパソコンではディスプレイの輝度を下げることで消費電力を下げ、バッテリーの持ちを長くすることができます。
MacBookの初期設定でもバッテリー電源使用時はディスプレイが少し暗くなりますよね。
なんとなく長持ちしそうなことは分かってはいても、実際にどれほど効果があるのか気になりませんか?
ということでMacBook 2016のディスプレイ輝度と消費電力との関係を調べてみました。
測定に使用したモデルはCPU負荷を変えて電力測定したこの記事と同じくこちらになります。
・Apple MacBook 1100/12 MMGL2J/A
第6世代(Skylake) Intel Core m3 1.1GHz、8GBメモリ、256GBのSSDを搭載したモデルです。OSはmacOS Sierra 10.12.1です。
アイドル時にディスプレイ輝度を0〜16段階(0%〜100%)に変化させて消費電力を測定します。
電力測定にはこの機器を使用しました。
・ラトックシステム REX-BTWATTCH1
測定結果
結果はディスプレイ輝度最小で2.0W、最大で5.5Wでした。
結果をグラフにします。
まとめ
ディスプレイ輝度と消費電力の関係が分かりました。
輝度最小の時はディスプレイはオフっているのでMacBook本体は2.0Wで駆動していることになります。つまりディスプレイ単体の消費電力は0W〜3.5Wということです。MacBookの場合、本体の電力が少ないのでディスプレイ電力の占める割合が大きくなりますね。
いかがでしょうか?
バッテリー駆動時間を少しでも長くしたい場合は輝度を下げることは有効です。
ただしあまり暗くしすぎても目に悪いので適正輝度で使うことをオススメします。
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